埼玉県議会虐待禁止条例の一部を改正する条例について、埼玉県議会自由民主党議員団と埼玉県議会公明党議員団に公開質問状を送付しました。

 

 

                    公開質問状

                                 多様な議会を模索する会

                                   嵐山町議 渋谷登美子

 

本年 10 月6日に貴議会の福祉保健医療委員会で採択された埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例についてお伺いします。

 

1、本条例制定にあたって、子ども基本法が制定された現在、子どもの意見表明についてどのような場所で、いつ、どのくらいの年齢層の子どもから意見を伺ったのか伺います。

 

2、子どもの意見として、主としてどのような意見が多かったのか伺います。

 

3、条例案を県民等に示し、説明会を開催し、その意見を反映する手続きが必要ですが、この手続きについてはいつ、どのような機関で行われたのか、伺います。

 

4、本条例の実施主体の多くは、埼玉県市町村になると考えられます。埼玉県市町村の教育委員会、福祉課等の意見はどのようなものであったか伺います。

 

5、本条例施行にあたる予算措置について伺います。

 

6、埼玉県の議員提案による政策条例については、住民参加の手続きについてどのようにお考えなのか、改めて伺います。

 

7、本条例制定に関しては、子どもの権利「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の4つの原則が反映されるべきです。改正案の見直しを行ってはどうかと考えますが、見直しについての考えをお伺いします。

 

8 虐待禁止条例の趣旨に鑑みて、子どもの権利条例を策定し、更に子どもたちの育ちを応援してはどうでしょうか、子どもの権利条例策定についての考えを伺います。

 

以上、10 月 12 日までにご回答をお願いします。なお、この公開質問状については、メディアに送信する予定です。

 

賛同人

越生町議 池田かつ子  元加須市議 池田裕美子  川越市議 伊藤正子  滑川町議 上野はづき

越生町議 島野美佳子  所沢市議 末吉美帆子  日高市議 田中まどか  鳩山町議 野田小百合

飯能市議 長谷川順子  ときがわ町議 山中博子